ガクチカは他者との差別化も重要であると聞いたことがあるのですが、差別化すべき要素はどのように考えるべきでしょうか?
・要素は4つあると思います。
①エピソードの強さ
・「全国大会優勝しました」「カンボジアに学校を建てました」などの珍しかったり成果が華やかなエピソードは、それだけで差別化になると思います。
②想い
・「これまでの人生でこういう経験・価値観・想いがあるから、こういう取り組みをしました」といったように想いや動機で差別化できると思います。
・一人一人違ったエピソードになるので被りにくいと思いますし、今日のみなさんの考え方や価値観は、他の誰にもない人生の積み重ねで構築されたものなので、必ず差別化できるポイントになると思います。
・ESでは長々と書けないので、想いは面接で話すといいと思います。
③考え方のプロセス
・課題解決型のガクチカの場合は「〜というデータから、〜がわかり、〜だと考え、〜しました」といった論理的な道筋を書くのが一つの差別化になると思います。
・考え方のプロセスを伝えることで、自分の中でしっかり考えて行動できる学生さんなのだと思ってもらうことができます。
・ただ全員がこういったプロセスを経て部活などをやっていたわけではないと思うので、そういうタイプのガクチカの人は想いを優先的に書いたほうがいいと思います。
④取り組み策
・例え平凡だったり、陳腐だったり、誰もが思いつくような大したことない取り組み策であったとしても、それをやるのがベストだと考えた理由をしっかり言えると差別化できると思います。
・「新入部員増やすためにSNSで広告しました」などのような陳腐で誰もが思いつくような取り組み策でも「なぜSNSでの広告が有効だと考えたのか」「そもそもどういう問題に直面していたのか」といったところを明確にできるといいと思います。
「周囲を巻き込む」という要素をESに取り入れる際に、ありきたりな表現になってしまい上手く差別化ができません。
しばもんさんが実際読まれた中で、上手な表現等ありましたら教えていただけると幸いです。
・「周囲を巻き込む」ってあるあるすぎて陳腐になってきていますし、ちょっと偉そうなイメージもあって悩ましいですよね。
・具体的にどういう風に周りと関わったかというのをイメージして、それに合った言葉を選ぶのはどうでしょうか。
・例えば「周りに協力を仰ぎ」「周囲に働きかけ」「〇〇を周囲に依頼し」「周囲の調整を図り」などですね。
・周りとの関わりをしっかり具体化できるといいと思います。
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