【面接が苦手な人必見!】よく聞かれる質問の回答を作ろう!①

面接

実際に面接で頻出の質問項目に対して、回答の構造の一例を提示していきます。

答え方のサンプルではなく、あくまで、「回答の構造」の一例であることをご了承ください。

全く回答が思いつかない方が、提示された「回答の構造」にご自身の情報をあてはめることで、回答の「型」ができあがることを目的としています。

既にご自分なりの「回答の構造」ができあがっている場合は、無理にしばもんの提示する「構造」に当てはめようとせず、適宜取り入れることをお勧めします。

理由は、ご自身で考えた筋の通った回答の中に別の要素を中途半端に入れてしまうと、全体のバランスが崩れてしまうからです。

「この構造の方がもっとわかりやすく伝えられるかも!」と思ったものだけ参考にしていただければと思います。

以下、各質問に対する回答の構造を読み進める前に、今一度、「回答作成の心得10箇条」「自己添削チェックポイント7選」を読み返してみてください。

各質問がどのような意図で問われているのか、復習しておきましょう。

質問の意図には大きく「志望度」「貢献性」「人間性」を問うものがあり、1つの質問に複数の意図が潜んでいることもあります。


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この記事では面接でよく聞かれる以下の質問に対する、回答の構造の一例を提示しています。

・入社後5年後~20年後のキャリアプラン/ビジョンは?
・入社(直)後にやりたい仕事は?
・なぜ他社じゃなく弊社なのか
・選考状況
・転勤の覚悟
・希望以外の部署でも大丈夫か

「入社後5年後~20年後のキャリアプラン/ビジョンは?」

※こちらの回答構造は、日系のいわゆる大手企業を想定しておりますので、外資系企業やベンチャー企業での面接には当てはまらないかもしれません。ご注意願います。

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40~50代で「将来的に成し遂げたいこと(夢・目標)」が最も実現できそうな部署・業務(経営関連)に携わることを目標とします。

そこから若い年次に向かって逆算していきます。

そもそもなぜそのような仕事に就きたいのかについては、志望動機でも述べることになります。

説明会・OB訪問・インターンシップ・リクルーター面談での知見や過去の自分の実体験に基づいて理由を考えて起きましょう。

そのために、説明会・OB訪問・インターンシップ・リクルーター面談を通して、次の3点を明確化しておきましょう。

①どのような仕事があるのかを知る
②それは自身が将来的に成し遂げたいことどのように関連するのか

③その仕事にはどのような能力が必要とされるのか

これをふまえて、この質問の構造案を考えていきましょう。

しっかり地道に経験を積んで、経営に携わるステージに立った時、その夢を実現することに尽力したいという強い一貫した意志(計画性)を示すのはいかがでしょうか。

あとはここからどんどん「逆算」的に若いほうへ遡り、計画を示しましょう。

勿論、「社長とか、経営に近い仕事するつもり全然ない…そこそこ出世できればいいや」という方もいるかと思います。

しかし、新卒の総合職採用は基本的には「幹部候補生採用」なので、ある程度は経営者視点を持っていた方が良いように思います。

(無理して嘘をつく必要はありませんが、正直に「一生、平社員でいいと思っています」とは言えないと思いますので…)

<注意>
ありがちな回答として、入社後すぐに「花形の業務」(経営、事業企画、商品企画、大規模案件に関わる業務など企業パンフレットの前の方に載っていたり、企業説明会の事業紹介で最初に紹介されたりするような業務)をやりたいと伝えるのはやめましょう。

概して大企業の場合、新入社員のうちからそのような部署でそのような業務に従事できることはまずないです。

大企業では新入社員に社の命運を握る責任重大な業務を任せられないからです。

最初からそのような業務につきたい場合、大企業はお勧めしません。

②そのために必要な知見・スキル・経験にはどのようなものがあるのか

この問いに対する回答を作っていく上では、材料集めが不可欠だと思います。

どのような事業、部署、業務があり、そこではどのような知見・スキル・経験が求められるのか、企業説明会・インターンシップ・OB訪問・リクルーター面談などで情報収集できると良いですね。

(勿論、予め自分なりの仮説を立てた上で社員さんに尋ねるようにすると、社員さんからの印象も良いと思います。)

上述の経営に関わる仕事では、A、B、Cのような知見・スキル・経験が必要であると、情報収集した根拠に基づき予想していることを述べます。

③実務的な業務(20~30代)

①の40~50代はかなり中長期的なビジョンでしたが、ここでは20~30代の短期的なビジョンを述べます。

②では、経営に関わる業務において必要とされる能力などにどんなものがあるかを述べました。

次は、このような能力を20~30代の実務経験の中で体得していきたいという意志を示しましょう。20代後半から30代は中堅社員としてバリバリ成果を出す世代です。

一通りの実務をこなし、主体的に企業の利益に貢献していくことになります。

成果も出しつつ(アウトプット)、①のステージに繋がる経験の積み重ね(インプット)もしっかり行っていきたいということを伝えましょう。

④入社直後

中長期的なプランを聞かれた場合、あまり入社直後(新入社員~2・3年目)までのことは明示しなくても良いかもしれません。

もし余裕があれば、この期間は地道に忍耐強くコツコツ頑張ろうという姿勢をアピールするのが良いかと思います。

新入社員は基本的にそれほど利益を出せる年次ではないので、まずはしっかり経験を積み、どんどん吸収したことをアウトプットし、20代後半~30代に繋げたいということを意識するのが良いかと思います。

特に、現場的な業務(例:顧客に近い業務、商材に近い業務)を通して、しっかり自社の商材やそれを購入する顧客に関する知識を身につけたいという旨を述べるのは有効かもしれません。

そういった現場に近い業務というのは年次が上がるほど従事しなくなり、どんどん社内の企画・管理業務が中心になります。

若い時にそういった前線の業務にしっかり取り組むことで、年次が上がった時に、その時の経験をしっかり活かして社内の企画・管理業務に就きたいという段階性を示せると良いと思います。

「入社(直)後にやりたい仕事は?」

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