★よく聞かれる3大質問~過去⇒現在⇒未来に基づく面接の全体像
ESであっても、面接であっても、ほぼ必ず聞かれる問いは次の3つになるかと思います。
①ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)
②自己PR
③志望動機
①「ガクチカ」では、「学生時代に何を、どのように頑張って取り組んだのか」が問われます。
採用担当者はこの問いを通して、その学生さんが「物事(ここではガクチカの活動)に対して、どのように思考し、どのように行動し、問題を解決して成果を得るのか」という【プロセス性】をイメージします。
過去(学生時代)における物事への取り組み方を聞くことで、入社後も同じように物事(=仕事)に取り組んでくれるのではないかと期待するわけです。
続いて、②「自己PR」では、「今のあなたにはどんな能力や強みがるのか」が問われます。
上述の「ガクチカ」において「身につけられた力、あるいは発揮された強みというのが何であり、それが入社後に自社の事業においても繰り返し発揮されるのか」という【再現性】を採用担当者はイメージします。
「再現性」とは、「ある強みが一つの場だけではなく、複数の場でも同様に発揮される性質」のことです。
ガクチカで書かれた一連のプロセスから得られた強みとなる力が、そのエピソードでしか発揮できない力では困ります。なぜなら企業としては、入社後もその強みとなる力を繰り返し発揮してほしいからです。
では、入社後も繰り返し発揮されることを論理的に示すために「再現性の提示」を行う必要があります。
また、あなたが企業に対してアピールする「○○という強みが自分には確かに存在している」という主張の根拠となる事例が「ガクチカ」になります。
「ガクチカ」と「自己PR」の関係は、「根拠となる事例」と「それによって証明されるあなたの強み」と捉えるのが良いかもしれません。
何でもそうですが、根拠は1つよりも、複数あったほうが説得力がありますよね。
高評価の口コミが1件しかないお店よりも、複数あるお店のほうが味の信憑性が高そうな気がしますよね。
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