【面接が苦手な人必見!】よく聞かれる質問の回答を作ろう!②

面接

実際に面接で頻出の質問項目に対して、回答の構造の一例を提示していきます。

答え方のサンプルではなく、あくまで、「回答の構造」の一例であることをご了承ください。

全く回答が思いつかない方が、提示された「回答の構造」にご自身の情報をあてはめることで、回答の「型」ができあがることを目的としています。

既にご自分なりの「回答の構造」ができあがっている場合は、無理にしばもんの提示する「構造」に当てはめようとせず、適宜取り入れることをお勧めします。

理由は、ご自身で考えた筋の通った回答の中に別の要素を中途半端に入れてしまうと、全体のバランスが崩れてしまうからです。

「この構造の方がもっとわかりやすく伝えられるかも!」と思ったものだけ参考にしていただければと思います。

以下、各質問に対する回答の構造を読み進める前に、今一度、「回答作成の心得10箇条」「自己添削チェックポイント7選」を読み返してみてください。

各質問がどのような意図で問われているのか、復習しておきましょう。

質問の意図には大きく「志望度」「貢献性」「人間性」を問うものがあり、1つの質問に複数の意図が潜んでいることもあります。


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この記事では面接でよく聞かれる以下の質問に対する、回答の構造の一例を提示しています。

・短所
・苦手な人と仕事することになったらどうするか
・人生に一番影響を与えた人・もの・ことは?
・座右の銘/モットー
・学生と社会人の違い
・学部選択理由
・学業/卒論のテーマ/研究内容

「短所」

「短所」回答構造(案)

⇒訴求:「貢献性」・「人間性」

◆構想の観点

①対策性:短所起因の問題の解決・防止に意識して努めている

②応用性:持ち前の「強み」は短所起因の問題解決・防止に活かせている

③再現性:短所起因の問題は今後も想定されるが、強みを活かした対策で再びカバー可能 https://t.co/yogG4MfpXN pic.twitter.com/9W4pPB9DEV— ES添削犬しばもん (@es_shibamon) May 3, 2020

面接では「強み(長所)」を伝えることが多いですが、反対に「短所」を問われることもあります。

例えば、「短所は、『心配性である』ということですが、『慎重に検討を行いながら物事を進められる』という長所でもあると捉えています」といように、「長所」の裏返しになるような「短所」にするというような伝え方もあると思います。

もちろん、このような伝え方でも良いと思いますが、単に「長所の裏返しになるような短所」を伝えるのではなく、「短所をどのように乗り越えたか」「短所が出ないようにどのような注意を日々心掛けているか」という側面に焦点を当てて話してみるのはいかがでしょうか。

<質問意図>

(b)「貢献性」:自己PRしている「強み」は、過去の経験ではどのように活かされており、それは入社後にも活かせるのか

(c)「人間性」:どのような性格・人柄なのか

<回答構造案>(図参照)

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①結論

まずは短所を一言で述べましょう。

結論を端的に言い切ることを意識してみてください。

ただし、直しようのない致命的な欠点は避けたほうがよいかもしれません。

②事例(過去)

その短所によってこれまでどんなことで困ったのか、何らかの問題が生じてしまった具体的な経験を例示しましょう。

例が示されることで、選考官は、どのような短所なのか、具体的にはどのような場面で困ったのかということがイメージしやすくなります。

③対策+強み(過去⇒現在)

自分の短所に起因して直面した問題を具体例とともに提示した後は、その当時どのようにその問題を解決したのかを述べられると良いと思います。

さらに、自分の短所によってそのような問題が生じることを自覚し、日頃からその問題を防止する方策として心掛けていることを述べてみるのはいかがでしょうか。

問題の解決や事前の防止策を実施する上で、自己PRなどでアピールしている「強み」を活かせていることもセットで言ってみるのはいかがでしょうか。

そうすれば、ご自身の「強み」の再現性や一貫性の説得力がより高まりそうですね。

これは無理に述べる必要はないので、うまく繋げられそうな場合のみで良いかと思います。

どんな人にでも短所はありますし、短所というのはなかなか克服するのが難しいと思います。

大切なのは、自分が短所とどのように付き合っているのか、問題が起きてもうまく対処したり、そもそも問題が起きないように普段から注意したりしているということを伝えられれば良いかと思います。

④再現性(未来)

短所というのはそう簡単になくなるものではないですし、過去に短所が原因で生じてしまった問題は今後も(入社後も)同様に発生することがあるかもしれません。

そこで、そのような予測のもと、今後(入社後)は自分の短所とどう向き合っていくかを伝えてみるのはどうでしょうか。

すなわち、「過去に(持ち前の強みを活かして)短所起因の問題を解決した経験があるため、今後(入社後)また同様の問題に直面しても、再び(強みを活かしながら)その問題を解決できると考えている」ということが述べられると良いのではないでしょうか。

あるいは、「自分の短所やそれによって生じる問題がどういうものなのかよく理解しているので、しかるべき予防策(対策)を常に心掛けていきたい」ということを伝えるのも良いかもしれませんね。

「過去」(短所起因でこれまでに生じた問題の具体例とその解決方法)⇒「現在」(今はどのように短所とうまく付き合っているのか)⇒「未来」(入社後も過去と同様に短所起因の問題を解決できるのか/短所起因の問題を未然に防げるのか)という時間軸上の一貫性が示せると説得力が増すように思われます。

⑤貢献性

ここはなくてもよい部分ですので参考までにお読みください。

短所起因の問題解決の経験における解決のアプローチ方法は、入社後に想定される問題の解決時にも応が用可能であることを述べられると、それもまたご自身の強みのひとつとして再現性を訴求できるものになると思います。

無理に繋げる必要がありませんので参考までに。

「苦手な人と仕事することになったらどうするか」

苦手な人と仕事できる?対策案

①結論
②分析:自分が苦手なタイプ
③理由:自分がこうだから合わない
④事例:過去にそんな奴と同じチームになったが大変だった
⑥対策・応用:~を心掛け、~をした結果、関係が変わり、最終的には協力し、~を達成した。今後も同様に~することで、~協働できる。— ES添削犬しばもん (@es_shibamon) April 24, 2020

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