【しばもん相談室】成果が定量的ではない場合どんな書き方をすれば良い?

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就活生からの質問

成果が定量的ではない場合、どのような書き方をすればよいのでしょうか?

しばもんの回答

数字を入れること=定量化だと思ってはいないでしょうか。

数字を入れること自体は「数値化」であり、もちろんそれも「定量化」の第一歩ではあります。

・定量化というのは、数字などを用いつつ、その話を聞いた相手に「そりゃそうだね」と客観的に納得してもらえるようにすることです。

・例えば「部員のモチベーションが上がりました」という文は定量的ではありません。

「部員のモチベーションが上がったと判断するために練習の参加率というものを一つの指標と捉え、これが80%を超えれば部員のモチベーションが上がったと考えています」とすると、初めて定量化になります。(これは極端な例なので、ここまでするくらいなら無理に定量化せずに、熱い想いを正直に書いた方が良いと思います。)

・大事なのは数字自体を使うかどうかではなく「A(根拠)があるならば、B(結果)になったと説得力を持って言えるね」と相手に納得してもらえるようなに(可能であれば数字を用いつつ)提示をすること=定量化といった風に捉えると良いと思います。

・例えば「吹奏楽のソロパートの成功」だけでは定量的とは言えませんが「音を外さない」「最後まで一息で吹き切る」「リズムが乱れない」など目標達成の条件を決めて達成すれば、それは数値は用いていないもののある意味で定量的だと思います。

・無理に定量化せず、皆さんの想いを書くのも一つの手です。

・面接官に「私の取り組みは決して数字で表せたり、定量化できるものではないのですが、〜〜という想いを持って仲間に向き合い、日々活動に取り組んできました」と正直に言ってみるのはどうでしょう。

・確かに定量化されている方が受けはいいかもしれませんが、すでにあるフォーマットに従うのではなく、自分らしさが一番伝わるフォーマットを自分で作り出すのも良いと思います。

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